◎研究レポート 「HIDEAKI TAKIZAWA『ありがとう2005年さようなら』」by名津
12/23 1部・2部 大阪城ホール 12/25 1部・2部 横浜アリーナ
■セットリスト
 2人の夜
 バランス
 陽のあたる場所
 瞳を閉じて
 《挨拶MC》
 義経伝説
  ●五条の大橋
  ●Here I Am
 FIGHT ALL NIGHT
 不良
 Words Of Love
 アンダルシアに憧れて
 君の名を呼びたい
 Day By Day
 《振り付けコーナー》
 Venus(場合により×2回)
 クリスマス・イヴ
 Jr.コーナー
  ●手をつなごう
  ●BEAT MIND
  ●千年のLove Song
 da・ke・do(大阪1部のみ別の曲)
 894…ハクシ…
 MADONNA
 12月の花
 仮面
 One Day,One Dream
 Get Down
 キ・セ・キ
 夢物語
 願い

 アンコールT
  ●解禁エロエロダンス
  ●ラブ・スパイラル
 アンコールU
  ●Venus
 アンコールV(ラスト公演のみ)
  ●Venus

■ ステージの形態
 今回もステージは180度でした。
 正面のステージにはお城をイメージした赤いカーテンが張りめぐらされたセットがあり、
 その前をゆっくりと動く、五条大橋をイメージしたセットもありました。
 そしてアリーナ席を囲むように通路が通っていて、
 スタンド席の最前の席は本当にすぐ近くで滝沢くんを見れるという状況でした。
 バックにも小さめのステージがあり、正面と繋ぐように通路が空いていて、
 その中をトロッコで通ったり、上空をブランコで移動するといった感じでした。
 お約束の客席登場もあり、スタンド席に居ても近くで滝沢くんを見ることができました。
page top  top
■ 見所(※主にラスト公演の内容になります)
 今回は本当にたくさんの見所があって、一言では語りつくせません。
 「滝沢秀明の世界観」がギッシリ詰まったコンサートでした。

 会場に入るとすぐに『里見八犬伝』のCMが始まりました。
 登場人物に焦点を当て、このコンサートのために作った物のようです。
 信乃さんも他の役者さんも本当に素敵な方ばかりで、
 まだコンサートも始まっていないのに感動してしまいました。

 オープニングの数曲が終わり、まずはお約束のタッキーコール合戦。
 真ん中から客席を左右にわけて開始されました。
 どちらも必死に「タッキー!!」と叫ぶんですが、
 何故か滝沢くんはいつもどちらかを贔屓してまして。
 片方のブロックは冷たく流しておいて、
 もう片方には投げチューをしたり、抱きしめる格好をしていたりしました。
 その中で、突然滝沢くんはマイクを口から離して叫んだ時もあったんですけど、
 それはつまり生声なわけで…………感動しました。

 義経伝説ではセットの五条大橋を使って弁慶との殺陣を。
 弁慶役は決定のためにオーディションを行ったらしく、
 選ばれたKis-My-Ft2の藤ヶ谷くんも気合い十分でした。
 そしてこの殺陣を幸運なことにラストではセンター席の前の方で観ることができ、
 迫力に圧倒されました。
 刀を振りかざすブンブンという音が生で聞こえたりとか、
 滝沢くんの殺陣の動きの早さを実感できたりとか、
 遮那王様を演じている滝沢くんは当然裸足のため、
 ペタペタという足音が聞こえたりとか、
 とにかく「生」を実感させられる殺陣でした。

 そしてKAT-TUNファンの方にはお馴染みの『FIGHT ALL NIGHT』。
 もともと自分で歌うために作ったというこの歌を、
 もとのアレンジに戻して歌っていました。
 普段KAT-TUNが歌っているものとはイメージが変わっていて、
 滝沢くんらしい感じだなと思いました。
 本人曰く、「コードがメジャーとマイナーという違いがある」そうです。
 KAT-TUNもいつかのコンサートでマイナーの方を歌っていたらしいです。

 『アンダルシアに憧れて』もとても印象的でした。
 翼くんはよく歌うんですが、滝沢くんが歌うのは初めてで。
 本人はあまり踊らないつもりだったらしいんですが、
 サンチェ先生が思いっきり振り付けを付けてしまったらしく(笑)、
 カナリ激しいダンスになっていました。
 ありふれた言葉ですけど、すっごく素敵で格好良かったです。

 『君の名を呼びたい』では感動的な演出がありました。
 初めは何事も無くステージ上で滝沢くんが歌っているんですが、
 最後の大サビに入ると、スクリーンに『君の名を呼びたい』の文字。
 それが消えると…
 なんとその会場に来ているファンの名前が流れ出すんです。
 もちろんそれは凄まじい数になります。
 スタッフさんが丸二日かかって仕上げたそうです。
 そのスタッフさんの努力の甲斐あって、会場は感動の嵐。
 まるで本当に滝沢くんに名前を呼ばれている気分になり、
 すごく嬉しかったです。
 滝沢くんのファンで良かったな…とまた感じました。
 すごく大切にされてる感じがするんですよね。

 『Day By Day』では親子席からちびっ子を連れてきて、
 ステージ上で滝沢くんが直接インタビューを。
 その後の『Venus』の振り付けコーナーで一緒に踊らないか誘うんですが、
 緊張のためか4公演ともちびっ子は拒否。
 寂しそうな滝沢くんも印象的でした(笑)。

 そして待ちに待った『Venus』振り付け講座。
 滝沢くんの直接指導を受けられるわけなんですが…
 教える側の滝沢くんがミスを連発。
 Jr.の子達に「違います」と何度も注意されていました(笑)。
 それでもこの講座で振り付けを完璧にでき、
 本番ではみんな完璧に踊っていました。
 そして盛り上がりが大変なことになり、「もう一回」コールが勃発。
 滝沢くんはその場でJr.とFIVEと相談し、
 本当にもう一回『Venus』を踊ってくれました。

 その次には山下達郎さんの『クリスマス・イヴ』を。
 クリスマスに行われるコンサートと言うことで特別に歌ってくれました。
 急遽決まったらしく、歌う時は歌詞カードを見ながらでしたが、
 とても素敵な『クリスマス・イヴ』で、聴いていて幸せな気分に浸れました。

 そして何と言っても、滝沢くんといえばエロエロダンス!
 一昨年の春魂以来封印されてきたんですが、
 翼くんの「絶対すぐ解禁するから」という言葉通り、
 今回のソロ魂で解禁されました。
 登場した滝沢くんはWSでご存知の方も多いと思いますが、
 某HGチックな衣装で。
 WSでは「横浜フォー!!!」と言っていたのを使われていましたが、
 ラストでは「ラストだフォー!!!」に言葉が変わっていました。
 そして中央の通路をトロッコで移動しながら、
 サンタのような袋からプレゼントを取り出して客席に投げたり、
 サイン色紙を投げたりしていました。

 アンコールでも『Venus』を歌ってくれたんですが、
 ここでも大盛り上がりになり、お約束の「もう一回」コールも起こり、
 もう一度歌ってくれました。
 
 公式セットリストによるとこの時点でトリプルアンコールらしいんですが、
 滝沢くんがステージを去っていってからさらに「タッキー」コールが起こり、
 もう一度出てきてくれました。
 4回目って…何アンコールって言うんでしょうか?(笑)
 すごく盛り上がって楽しくて、最高のコンサートでした!

page top  top
■ ゲスト
 今回は多くのグループがコンサート中ということで、ゲストは少なめでした。
 横浜1部では相方の翼くんが登場し、2人一緒に『Venus』を歌ってくれました。
 後から聞いたところによると、NEWSの加藤成亮くんも来ていたそうです。
 そして2部は『里見八犬伝』で共演した山下翔央くんも来ていました。
 ちなみに滝沢くんのお母さんとお祖母さんとお姉さんも全ステしていたそうです。

page top  top
■ 反省すべき点
 毎回同じことを言うんですが…やはりマナーの悪いファンは居ますね。
 トロッコで移動中の滝沢くんの衣装を引っ張ってみたり、
 グッズで発売されていたぬいぐるみのヒデゾーを投げたり。
 常識のあるファンならありえない行動です。
 せっかく滝沢くんが近くに来てくれているのに怪我をさせそうになったりとか、
 滝沢くんが自分の思いをたくさんこめたヒデゾーを投げるなんて、
 おかしいとしか言えないと思います。
 その人たちに本当に滝沢くんのファンなのかを尋ねたいです。

 そしてもう1つ。
 私がラスト公演でとても良い席になった時。
 まわりがほとんどJr.のファンの人たちだったんです。
 それは運の問題なので仕方ないとは思うんですが…
 すごく良い席なのに、「タッキー」コールが起こらないんです。
 逆にスタンド席に居る人たちの方が一生懸命なくらいで。
 そんな状態でコンサートを始めたくなかったので、
 私は1人でも声を張り上げてたんですが…
 やっぱり中途半端な状態で始まってしまって。
 初めての滝沢くんのコンサート、しかもラストの公演でこんな状態。
 滝沢くんには気持ち良く歌ってほしかったのに…という気持ちでいっぱいでした。
 しかもコールをしていなかった人に限って、
 滝沢くんが近くに来ると「タッキー!!」って呼んでて。
 納得がいきませんでした。
 私は声が嗄れてしまって、思うように呼べなかったのも悔しかったです。

 あとどうしてもこれだけは書かせていただきたいです。
 これもラストの公演の時の話なんですが…
 私の隣の席に座っていた某Jr.ファンの子が、
 自分の好きなそのJr.の子がJr.コーナーで歌わないと言って、
 不貞腐れて座ってるんです。
 絶対にこんなのっておかしいですよね?
 注意しても聞かないし、本当に出て行ってほしいと思ってしまいました。

 もちろん、ちゃんと滝沢くんを応援してくれた方がほとんどだと思うんですが、
 あまりにも私の目につくところにそういう人が多すぎて。
 自分が誰のコンサートに来てるのかを考えてほしいです。
 自分の好きな人が出てくれないと寂しいっていうのはわかりますけど、
 だからってコンサートを盛り下げる権利は無いと思うんです。
 そんなファンだったら、Jr.の子たちも嫌なんじゃないでしょうか?

page top  top
■ 個人的に感動した点
 こちらもたくさんありすぎて簡単には語りきれないんですが…

 1番嬉しかったのは、『Words Of Love』を歌ってくれたことです。
 この曲は滝沢くんのJr.時代の曲で、ソロ曲の中でも1番好きな曲なんですが、
 デビューコンサート以来、コンサートでは歌うことが無くて。
 歌ってほしいな…と個人的にずっと思っていたんです。
 そして、今回のソロ魂で久々に歌ってもらえて。
 曲の始まるきっかけの爆発音でもう嬉しくなってしまって、
 最初の公演ではもう涙が止まりませんでした。
 本当に本当に嬉しかったです。

 見所の方でも書きましたが、近くで見る殺陣も本当にすごかったです。
 ずっとテレビで観ていた殺陣が、すぐ目の前で繰り広げられている現実。
 そして、自分のすぐ上をフライングで通過していく現実。
 文字通り、夢のような世界でした。

 そして今回、私は新たな発見をすることもできました。
 それは「楽しすぎると涙が出てくる」と言うことです。
 とにかく全てが楽しくて、楽しすぎて、
 気がついたらボロボロに泣きながら滝沢くんを応援してました。
 私自身、こんなに楽しいと感じたことは初めてで。
 この楽しいと言う気持ちを上手く説明できなくてもどかしいんですが、
 この楽しさのおかげで完全燃焼できました。
 しかし完全燃焼しすぎたのか、帰りの電車のホームで力尽きました(笑)。
 
 何より、クリスマスを滝沢くんと過ごせたのは幸せなことだなと思います。
 正直に言うと、クリスマスなんて関係ないと思えるくらい楽しかったんですが…
 「クリスマスなんかに負けない」という滝沢くんの強い意志のおかげで(笑)、
 このコンサートの2日間は本当に幸せな時間になりました。
 もう滝沢くんが私達ファンのサンタクロースだと思います(笑)。

 とにかくたくさんのことを感じたコンサートだったんですが、
 あえて一言で言うなら、ずっと滝沢くんを感じていられる、
 現実離れしすぎた状況だったとも思います。
 この1年、確かにアーティストとしての活動は控えめでしたけど、
 それでも明らかにいろんな面で滝沢くんは成長していて、
 それを自分の目でじっくりと見ることができたのは嬉しかったです。
 滝沢くんは「やっぱり2人でのコンサートが1番楽しい」って言ってましたけど、
 私はまたこんなふうに滝沢くんの世界観を体いっぱいに感じたいと思いました。
 もちろん翼くんと2人で居る時の滝沢くんも大好きだし、
 ずっと2人で歩んでいってほしいとも思いますけど、
 コンサートであれ、舞台であれ、ドラマであれ、
 『滝沢秀明』という個人を表現する場も良いな…と思います。

 何度も言いますが、今回のコンサートはすごく楽しかったです。
 1ヵ月以上経つ今も、夢の世界から抜け出せていません。
 そのくらい楽しくて、嬉しくて、幸せな時間でした!!

page top  top
■ DVD発売について
 まだ正式発表ではないのですが。
 MCの時に「DVDのカメラが入っています」と言っていたので、
 発売されるのは確実かと思います。
 その際は購入していただけると嬉しいです。

 研究レポートは以上です。
 大変長くなってしまってすみません。
 そして、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
 興奮しつつ書いたので、文章がまとまっていないことは確実ですが、
 こんな文章でも、あの時の雰囲気が伝わればな…と思います。

 では、お疲れちゃん☆

page top  top
コンサートのレポート提出先

page top  top

女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理